中古車の品質の目安となる「評価点」

出品車両の情報は「出品票」として公開されます。

オークション会場は公正で透明性の高い中古車流通市場を運営、維持するために、さまざまな取り組みを行っています。そのひとつが、出品票に記載されるオークション会場による「評価点」です。中古車はその使われ方により1台1台状態が違います。その状態の違いを、一定の基準に則ってランク分けをしたものが「評価点」になります。
出品者の「自己申告」ではなく、オークション会場が第3者の立場で査定する「評価点」は信頼できる情報となるため購入を決める目安となります。

出品票

評価点の説明

評価点 (点数表記) 基準
SS (S,6) ほぼ無傷で高品質の車(新車状態に近い車)
S (5) ほとんど目立たない小さな傷や凹みはあるものとてもきれいな車
A (4.5) 小さな傷や凹みはあるが、修理をするほどではないきれいな車
B (4) 傷や凹みはあるが、修理をするほどではない車(状態によっては修理を要する)
C (3.5) 目立つ傷や凹みがあり、修理が必要と思われる車
D (3) 大きな傷や凹みがあり、修理が必要となる車
E (2.1) 大きな傷や凹みが複数あり、ボディ全体に修理が必要となる、または、災害(雹害、水害等)にあった車や改造された車
R (R) 修復歴のある車
X (—) 評価を受けていない車
内装評価点 基準
Aランク 加修の必要がない、または必要性の低いものでそのまま展示できるもの。
目立たない小さな破れ、軽い焦げ、または簡単に取れる汚れ等が、全部で2~3ヶ所程度のもの。
大きな部品の欠品がないもの。
Bランク 加修の必要性の低いもの、または不具合内容があまり商品価値に影響しないもの。
小さな破れ、軽い焦げ、擦れ、ビス穴が数ヶ所あるもの。
小さな焦げ穴、ダッシュボードの小さなウキあるもの。
簡単に取れる汚れのあるもの。
Cランク 軽微な加修を必要とするもの、または不具合内容が商品価値を下げるもの。
焦げ、焦げ穴、擦れ、破れ、目立つビス穴、ダッシュボードのウキ、小さなひび割れ等があるもの。
汚れはあるがクリーニングによりBランクに準ずるもの。
Dランク 加修を必要とするもの。
多数の焦げ穴、破れ等があり張り替えが必要なもの。
ダッシュボードの大きく変形したもの。
クリーニングをしても落ちないひどい汚れがあるもの。
Eランク 大きな加修を必要とするもの。
ダッシュボード等に目立つ大きなひび割れや、加工跡があり交換を要するもの。
内装、シート等にひどい汚れ、破れまたはヘタリ等のあるもの。
室内に強い異臭があり、そのままの状態では展示できないもの。

修復歴とは

オークションの評価点には、R点=「修復歴あり」といわれる車があります。中古車を購入する場合、商品価値を左右する重要な情報になりますので解説します。
自動車業界では交通事故をおこした世間一般の「事故車」と区別し「修復歴車」と呼びます。
日査協、公取協などの統一基準として修復歴車と定義されているのは、骨格(フレーム)部位等を交換したり、あるいは修復(修正・補修)したものが修復歴車(事故車)となります。